ASTROLOGY and TAROT
Posted by suu(すー) - 2008.05.10,Sat
監督:クエンティン・タランティーノ
製作: クエンティン・タランティーノ
ロバート・ロドリゲス
脚本: クエンティン・タランティーノ
出演: カート・ラッセル
ロザリオ・ドーソン
ローズ・マッゴーワン
グラインドハウス風味のダメージ処理を施した映像
そびえ立つB級クオリティ
観る者の共感を拒絶し圧倒する支離滅裂な構成
タラちゃんにしか出せない味
普通の映画は、登場人物の誰かに感情移入しやすいような設定を作っておくものだ。
たいてい主役は、子供や恋人など守るべきものがあったり、何らかの目標に向かって努力していることがある。
普通は、登場人物に共感できる要素がないと、観るほうは興味を失いやすく、延々と2時間も垂れ流される映像をじっと見続けることは難しい。
しかし、そういった前提をあっさりくつがえしてしまえる特異な監督もいるのだ。
オタクはディテールに反応する。
共感できるポイントが少ないほど、そのディテールが際立ってくる。
『ジャッキー・ブラウン』でもそうだったけど、傲慢なバッドガールと屈折した中年オヤジの殺伐とした掛け合いは爽快。
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