6月16日の皆既月食

国立天文台(2011) 暦要項より

日本では一般に全国で月入帯食となるが、北日本では皆既食が始まる前に月の入りとなる。

東京　※中央標準時

食の始め　3時22.6分

皆既の始め　4時22.1分

日の出　4時24分

月の入　4時27.2分

the Astrology Center of America NEWSLETTER June14,2011 抄訳

水曜日の月食
東部夏時間午後4時14分/グリニッジ標準時20時14分に最大となる水曜日の月食は、アジア、アフリカ、ヨーロッパで観望できます。南米では日没終了近くとなるでしょう。北米では残念ながら観望できません。
月はノース・ノードからわずか一度差で、100分の非常に深く長い皆既食となります。
これらの事物を配慮するあなたがたのために、それはサロス130系列の71の食の中で第34番目にあたります。
食マニアによると、イベントの間に月が様々な色に変化するそうです。中には深紅も。お見逃しなく！
太陽と月は双児宮/人馬宮の24度です。
ラファエルno.6 Robert Cross氏いわく、人馬宮第3デーカンの月食は「人類に多くの災厄と疫病を引き起こす」(Mundane Astrology)。
少し漠然としているのでためしに考えてみましょう。
食は邪悪です、人馬宮の弓術家はどこか知らない遠くへ矢を放ちます。
それが悪意のある日中に飛ぶならば、その矢は炎を上げて、土地を焼き尽くすでしょう。
しかしそれは月の暗い湿気に入るので、悪疫の蔓延をもたらします。
それは、ラファエルの描写を理解することの試みです。
嘘や噂（暗闇を循環する物語）が囁かれ広まるでしょう。重大なことでしょうか？全くわかりません。
ざっと見たところ、先の春分図チャートでは人馬宮24度に重要な表示がないので、何事もなく通過するかもしれません。

Lunar Eclipse on Wednesday
THE lunar eclipse on Wednesday peaks at 4:14 pm EDT / 20:14 GMT, and is visible in Asia, Africa and
Europe. In Australia the eclipse will start near sunrise (on Thursday), in South America it will end near sunset. It is not visible in North America. Which disappoints. The Moon will be only one degree from the north node, which makes it a very deep, very long eclipse, with a totality of 100 minutes. For those of you who pay attention to these things, it is the 34th of 71 eclipses in the Saros 130 series. The eclipse guys say the Moon will turn a variety of colors during the event, deep red among them. Not to be missed!
Sun & Moon will be at 24O24’ of Gemini/Sagittarius. Raphael no. 6, whose name was Robert Cross, says of lunar eclipses in the third decanate of Sagittarius, that, “Causes pestilence & many evils among mankind.” (Mundane Astrology)
Which is a bit vague. Let’s work it out as an exercise. Eclipses are evil, the Sagittarian archer shoots his arrow into the distance, he knows not where. If it flew in malevolent sunshine, it would be a flaming arrow and burn down the countryside, but as it sails in the dark moistness of the Moon, it carries the plague. Such is an attempt at understanding Raphael’s delineation. We might expand it and say, lies and rumors, stories that circu- late in the darkness. Is this significant? I have no idea. A quick check does not find 24å to be a significant degree in last spring’s Equinox chart, so the event may pass without notice.

参照：
wikipedia「サロス周期」
国立天文台 ほしぞら情報 2011年6月のトピックス 日食と月食を見よう
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皆既の始め＠東京


皐月 望（24gem/sag）

上述の通り、今回の月食は、太陽と月がそれぞれ双児宮と人馬宮の24度、ノースノードが人馬宮23度で最大となります。ただ、沖縄を除いて、月は皆既が始まって数分で地平線の下に入ってしまいます。あるいは雨雲で隠されるかもしれません。
双児宮と人馬宮、それに同じ柔軟サインの処女宮と双魚宮の23-24度、また、アンティシアの磨羯宮3-4度、コントラ・アンティシアの巨蟹宮3-4度に感受点があればそれに関する事柄で月食の影響を推測できます。
2011年の春分図にはそれらの感受点は見られません。
今年は冬至の前12月10～11日に再び皆既月食があります。
食の影響は次の食まで続きますから、今年の冬至までのルネーションや二十四節気のチャートで、今回の月食の影響がありそうなものを探してみたところ、いちいち挙げていたらきりがないほど見つかったので、備忘録として、アンギュラーのカスプがパーチルになっているものだけupします。
※災害や事件の時期の予測を目的とはしていません。ちなみにアンギュラーのカスプが不動サインにあるチャートは地震を表示するそうですが今回は柔軟サインです。

7月1日17:54 水無月の朔 Sun/Moon:09Can12'
アセンダントが人馬宮24度



内側のチャート：10月12日11:06 長月の望 Sun18Lib/Moon18Ari
アセンダントが人馬宮24度
外側のチャート：平成改元。ASCが天秤宮18度、太陽が磨羯宮17度。



11月23日 1:08 小雪 Sun00Sag/Moon23Lib
すべてのアンギュラーのカスプが柔軟サインの24度に近接

2011初夏のお散歩＠原宿

start: 原宿駅→明治神宮

































代々木公園→表参道でアロマオイルや中国茶などの買い物
PRIMAVERA ORGANIC LIFE TOKYO

表参道ヒルズからハチ公バスに乗り渋谷神宮前郵便局で下車すぐのフレンチレストラン
ブラッスリー・ラルテミス
月に一度のボサノヴァ・ライブディナーの日だったので、ファーストオーダーセット1700円をまずオーダーした後、主菜二品食べました。
店員さんも親切で雰囲気のいいお店でした。







美味しかった〜。特に野菜。
外苑西通りから代々木公園にかけてのゾーンは昔から雰囲気がよくて好きです。

「統合」

「統合」がこのだいたい二ヶ月間の私の課題になっています。

自分が決めたんじゃなくて、そうなったんだけどね。

はじめそれが課題と決まったときの私の感想は「無難だな…」でした。

でも、私の中では「円」という言葉が浮かんでいたんだけど、それに近くなくもないかもしれない。

みなさんは、「統合」という言葉に、どんな印象を持ちますか？

好き？
嫌い？
別に？

統べて、合わせる、ですからね。

統べるって、どんな意味か調べてみました。

１ 全体をまとめて支配する。統轄する。「国を―・べる」
２ 多くの物を一つにまとめる。

要するにひとつにするってことみたいですね。

たったひとつのこと。

考えてみれば、みんなそれぞれ自分の肉体は、そこにひとつしか存在しません。分身の術でも使えば別ですが。

自分の意識が、自分の肉体を通して、表現したり行動したりできるのも、そこにひとつだけある存在としてまとまってるからでしょう。

そう考えるとなんかそこに生きて活動していること自体、すごいことのような気がします。

でも、ちょっと恐いなと思います。

なんでもかんでも「統合」できるもんじゃないだろうと。

すべてが調和された状態での「統合」ならいいけれど。

くそみそでずさんな「混同」は「統合」とは明らかに違うものだけどその違いを理解しないでなんでもかんでも「統合」の言葉で片付けてしまわないように注意したいと思います。

聖ヴァニラ学園 魔術学講座Vol.2

まずDr.D の「アストラル魔術入門」で幕を開けた魔術学講座。アストラル魔術の系譜がびっしりと並んだレジュメがすごい、フィチーノやアグリッパ、パラケルスス、ジョン・Dなど有名どころはもちろんイブン・アラビーやプロクロスなど初めて聞く名前もあり、見てるだけでもわくわくするような濃密な内容でした。もちろん、講義自体も、聞きどころたくさんあって面白かったです☆
そして実践編へと移り、いよいよエレメンタルの儀式がを行うときがやってきました。
もう本番は、事前に練り上げた進行をこなすことに必死で、説明不足のところが多々あり、今思い返してみれば、反省することしきりです。
というわけで、この場を借りてエレメンタルの儀式の伝えきれなかった部分について補足しておきます。

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古代の賢者、魔術師たちは、天を仰ぎ、人間の力など到底及ばない神の業をそこに見出し、宇宙の偉大なパワーと自分との照応関係を作り上げました。その体系が魔術と占星術です。占星術は、魔術の一部です。ここでは、まとめて魔術とします。
魔術のキモは、照応関係 correspondance です。このひとことに尽きます。
例えば占星術の場合、星が直接人間に影響を及ぼすという考え方はしません。
人は星によって動かされているわけではなく、質問者の状況や内面が星に投影される結果、星の動きと質問者がまるでシンクロしているかのように感じられるのです。
すべてのものは、火・風・水・地の４つのエレメントで構成されているのですが、人間は、五芒星で示される通り、４つのエレメントに、第五番目のエレメント、宇宙の要素である「靈」（または「空」）が加わって構成されています。むしろ、「靈」がなければ人間にならないので、「靈」が主体と考えられます。
今回、靈の説明はしませんでしたが、４つのエレメントの調和がとれると、第五番目のエレメントが出現します。
４つのエレメント不均衡が、願い事を実現するのに妨げになるという話を、カバラの創造の４界を使って説明しましたが、これは、イスラエル・リガルディーの『柘榴の園』の体系に従いました。
よく知りませんが、風と水が入れ替わっている体系もあるそうなので念のため。
もういちど、タロットカードとエレメントと創造の４界の対応関係を書いておきます。

火　南　赤　審　判　棒　King　アツィルト
水　西　青　吊し人　杯　Queen　ブリアー
風　東　黄　愚　者　剣　Knight　イェツィラー
地　北　緑　世　界　ペンタクル　Page　アッシャー


なお、占星術では、サインと方角が対応していて、魔術と微妙に違っています。

白羊宮　火　東
巨蟹宮　水　北
天秤宮　風　西
磨羯宮　地　南

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講義の後のバータイムも、たくさんの方々とお話しできて楽しかったです。
聖ヴァニラ学園だからこそできた儀式だったと思います。
この日出会ったみなさんありがとうございました☆

聖ヴァニラ学園はこちら

アスペクトについて

以前、古典占星術のkuni.kawachi氏の占星術講座で、アスペクトについての話があり、アスペクトは現実の出来事として表れるという話がありました。
気をつけるべき点は、アスペクト自体に吉凶の意味はないということです。
３で割れる角度の、６０度、１２０度は、イージー・アスペクトとよばれ、その出来事がとても起こりやすいことを示します。
４で割れる角度の、９０度、１８０度は、ハード・アスペクトとよばれ、逆に、その出来事が起こり難いということを示しています。

アスペクトの成立が現実に起こるといっても、「ある」ことが起こるのか、「ない」ことが起こるのかが、イージーかハードかで違うのです。

喩えると、事故が起こりますか？という質問で、表示星のアスペクトがある場合。
イージー・アスペクトなら、事故は起こりやすい。
ハード・アスペクトなら、事故は起こりにくい。
と読みます。

とりわけ、ハード・アスペクトの中の１８０度は、分離ですから、まず起こらないと見ていいでしょう。
90度のアスペクト（クォータイル）なら、起こる可能性は低い。
いずれもハード・アスペクトは、事の成否の、否定的な事実となる表示なので、それは、起こらないという事実が現実となるということです。

事故という好ましくないイベントが起こるか起こらないかという質問では、起こらないほうが望ましいわけで、簡単に起こしてしまうイージー・アスペクトのほうが質問者にとってよくない表示ということになります。

事故は起こってほしくないですが、待ち人とのコンタクト、好きな人からの連絡など、起こってほしい出来事を占う場合は、イージー・アスペクトなら、そのままそれが質問者にとってよい知らせとなります。

さてここで自分自身の例をあげておきます。
荷物が届くかどうか 2011.1.08 12:31 tokyo


年末年始を挟んで、留守をしていたうえ、再配達を何度も依頼したのにタイミングが合わず荷物を受け取ることができなかったため、占ってみました。
ASC 14Tau19
Venus 00Sag38
これがわたしです。

Ld.3 08Can01
Moon 0Pis17
これが荷物です。
月が双魚宮のダブル・ボディーズ・サインなのは、荷物が二つあるからでしょう。

月は金星に90度でアプライしています。
しかもすぐにアスペクトが成立する。
このハード・アスペクトも、出来事が起こらないということを示していました。
つまり、荷物は届きませんでした。
さっき、ひとつの荷物のほうの配送元から、長期不在のため戻ってきたというメールを確認しました。
しかし、荷物はもうひとつあるので、そちらはどうなるのか、さらに月の動きを追って見ます。
月は次に、アセンダントとセキスタイルになります。
しかし、アセンダントとセキスタイルになるのなら、ディセンダント（配送元）とはトラインです。どちらに届く事になるのか？

配送業者は、Ld.6 29Vir48 水星 24Sag20 です。
水星は木星にアプライしています。木星はLd.8、Ld.12　なので、これも配送元に戻る可能性が高い…。

月は、アセンダントとセキスタイルになった後、土星とアンティシアになり、太陽、続いて火星とセキスタイル、水星とクォータイル、木星とコンジャンクションという経路をたどります。
月と金星が再びアスペクトを形成するのは、月の白羊宮イングレスまでありません。
土星にアスペクトしたらもうゲームオーバーの気配濃厚です。
勝負は、月がアセンダントにアスペクトする、その差14度の間でしょう。
タイムスパンは、サクシーダントハウスで、コモンサイン、それから常識的に考えて、１４日間とします。
その間にどうにかすれば、荷物は届けられるのではないかと予想。
結果は後日報告します。