ASTROLOGY and TAROT
Posted by suu(すー) - 2010.07.11,Sun
7月12日は、新月食です。ちょうど日の出、太陽と月が東の地平線上で重なっています。その少し上にサウス・ノード(ディセンディング・ノード)が位置し、それが影になります。
デイルーラーは月、アワールーラーも月、アセンダントルーラーも月と、月づくしな7月12日から始まる水無月です。
この新月は巨蟹宮19度で起こります。
サビアンシンボルは
110.ヴェネツィアのゴンドラ引きがセレナーデを歌う
アンティシアは
71.新たに開放された土地が開拓者に新しい経験の機会を提供する
コントラ・アンティシアは
251.古代の神殿の左側の部分にある人体に似た器の中で、灯が燃えている
です。
月というのは、日常的、習慣的な行為を表しますが、これらのサビアンシンボルからすると、日常がそのままリチュアルと化すような印象を持ちます。単にこれまでの日常が、というのではなく、アンティシアの意味を加味して、新しい要素が加わり新しい習慣が作られてリチュアルとなるように思います。
だから、いい習慣をなにか新しく始めてみましょう。
この新月は、木星をイグザルテーションで見ています。木星は白羊宮に入って若い度数にいます。
チャートではMCにオンですから、最も目立つ位置にいます。ロードオブジェニチャーは、月かなと思いますが。
面白いのは、惑星の関係性を見ると、木星は、太陽と月からイグザルテーションで見られて愛されていると同時に、火星と土星、金星からはデトリメントで見られ嫌われています。
この3天体は処女宮に固まり、3ハウスという目立たない位置にいて、木星のことを陰であざけるなどしていそうです。
しかしこの3天体とも、水星に強く支配されていますが、その水星と木星はトラインでアスペクトしています。これが、木星にはよい作用をもたらすはずです。なぜなら、水星は、木星をイグザルテーションで見ている太陽に支配されているからです。水星は、太陽から、木星のサポートを託されているような感じです。
だから、水星に支配されている火星、土星、金星の3天体は、木星のことをよく思っていなくても、陰口を言うくらいで、いじわるはしたくてもできないのです。
若い木星は、太陽と月、そして水星から守られています。
木星は火星に支配されていますが、火星は木星のことを嫌っているのは、せつないですね。木星の片思いです。
この月間に、土星の天秤宮イングレスがあります。注目しておきましょう。
ここのところずっと嫌われ者だった土星が名誉を回復するわけです。
さらに、7月31日“LILLY DAY”には、火星と土星が合になります。
天秤宮は土星がイグザルテーションの品位を得るので、危険なサインのひとつなのですが、そこでマレフィックが合になるのは、事故の表示かもしれません。ちょっと気になります。
事故として読まずに、普通にディグニティだけで見れば、火星は天秤宮でデトリメントになるので、イグザルテーションの土星に圧迫されてしおらしくなるでしょう。
新月図では、木星が偉そうな感じですが、途中で土星に覇権が移り変わるような気がしますね。でも、土星はICにいるので、水面下の、目立たないところにいます。表面上はわかりづらい?しかしハウスはアンギュラーでカーディナルしかも境界を司る主である土星なんだから、ドラスティックな変化?この変化がどう出るのか、注目です。
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