0 The Fool [Silex]

　

■The Tarot of Gemstones and Crystalsによるとフール（０）のカードに対応するのはSILEXという石だそうです。

添付の解説書は英語だったので、フールからはじめ、これからこのブログでこつこつと順次翻訳して行こうと思います。

以下、フールの翻訳です。

Silex is an activating stone which connects with the earth and calms the restless mind. It balances out feelings which are too intense such as anger, jealousy, and hate. It strengthens the self and its creative expression.
Silexは、大地との結びつきを促進させる石で、落ち着かない心を鎮めます。怒りや嫉妬、憎しみのような激しくなり過ぎる気持ちのバランスをとります。自己表現力や創造的表現力を強化します。

Tarot interpretation: cheerfulness, spontaneity, willingness to experience. An event that brings changes with it. letting yourself be guided by intuition. Freeing yourself of worries.
タロット解釈：朗らかさ、自発性、体験への意欲。変化と一緒に起こる出来事。直感に導かれてみましょう。不安から解放されます。

Shadow aspect: Egotism, changeableness, lack of staying power, chaos, naivety, indecision, too little trust.
影の要素：自己中心癖、変わりやすさ、持久力の欠如、カオス、純朴（だまされやすい）、優柔不断、少なすぎる信頼

というわけで、SILEXってどういう石なの？という疑問は解説書を翻訳しても解決されませんでした。仕方ないのでネットで検索かけてみると、ジャスパーの一種であることが判明しました。
さらにジャスパーってなに？ということで調べると、手持ちの本に以下のようなことが書いてありました。


■引用（要約）：鉱物図鑑 パワーストーン百科全書331―先達が語る鉱物にまつわる叡智

【Jasperジャスパー碧玉】
Agateアゲート瑪瑙、Chalcedonyカルセドニー玉随と同種で、その中でも不透明のものを言う。
・赤色：酸化鉄の含有（佐渡の赤石など）
・暗緑、暗青、暗緑褐色：青瑪瑙
・縞模様
・団球状で累体構造
・ジャスパーとオニクスとの縞状（縞瑪瑙に似ている）
・Jasperized wood：珪化木の一種
・Opal jasper 蛋白碧玉：オパールとの一種
・Porcelain jasper 陶碧玉：粘土が火成岩の変質を受けてできた

アルベルトゥス『鉱物書』
jaspis（イアスピス）と呼ばれ古くから「聖なる石」として崇められてきた鉱物
・赤：判断を正しい方向に導く
・青：未来とのつながりが意識できる
・黄：船での冒険や旅行の安全

中世ヨーロッパ
・聴覚、嗅覚の回復を促す
・腎臓、胆のう、脾臓の働きを高める

■引用（要約）：癒しの石―宝石のもつヒーリングパワー

【Jaspis】
効能
身体：肝臓、腎臓、胆のう、消化機能を整える
精神：空想力や創造性を促し設定した目標を転換する力

＞＞第一チャクラと下部チャクラ


■サイン：白羊宮※レッド、処女宮、天秤宮、天蠍宮

■サイン：魔術堂→メニュー「ジェムストーン→ゾディアック・トレジャー・チェスト」参照

▼スコーピオ SCORPIO／蠍座（10月23日〜11月21日）

レッド・ジャスパー：肉体的な治療者
オパール：激しい、熱心、磁性
　　植物　−　サンザシ
　　色　−　栗色、深い赤

尚、"SILEX"で商標登録してある耐熱ガラスとは何の関係もありません。